キッチンの交換目安は、20年目とされています。
古いキッチンは、10年を超えると汚れがこびりついてなかなか落ちません。とくに油汚れは火災の原因になるほか、細かい部品は壊れやすい状態になります。
掃除がしにくくなったり、不具合が出てきたりしましたら、ぜひキッチンリフォームをご検討くださいませ。
■ キッチンリフォームのポイント
○動線を見直してみる
今までのキッチンが動きにくい、使いにくい、と感じておりましたら、動線を見直してみるといいかもしれません。
冷蔵庫・シンク・コンロの3点を結んだ3辺の合計が3.6m~6.0mの範囲に収まると、適切とされています。
また、広めの作業台を確保すると、複数の調理が可能になります。
○収納スペースを考える
収納は現在あるキッチン用具・食器類がぎりぎり収まるよりも、余裕を持たせた容量を設けると失敗が少ないです。
床下収納など、プラスの収納もぜひご検討ください。
○身長に合わせた高さへ
分譲住宅などで、最初からつくり付けられているキッチンは、高さが身長165cmの方に合わせられていることがあります。
普段使っているなかで腰の痛みや疲れを感じておりましたら、高さを見直したほうがいいでしょう。
○家電の設置
リフォームを機に新しく家電を買い替える方が多いですが、設置に際して余裕のある寸法をキッチンに設けるようにしましょう。
また、家電をつなぐコンセントの位置や数も、変更・増設してみるといいかもしれません。